不動産投資のお金の流れは、
他の商売と大きく異なる部分があります。
それは、銀行からの借入金があること、
そして、減価償却費などの特殊な経費があるためです。
そのため、実際に残るお金の金額と、
税金で計算する利益の金額が、
全然、違う金額になります。
これを知らなければ、
「利益が出ているのに、お金が残っていない」
と嘆くことになりかねません。
ですから、利益とお金の数字の流れを把握する力が、
成功する不動産投資家として、
絶対に必要な知識となります。
お金の流れに付随して必要な知識が、
税金の知識です。
学校では、税金や投資のことを学びません。
そして、社会人になっても
源泉徴収で、給料から税金を天引きされているため、
普通の生活で税金の知識を学ぶことがありません。
しかし、不動産投資でお金を残すためには、
税金の知識を知っておくことが非常に大切です。
例えば、事業的規模と言われる「5棟10室基準」。
マンションの部屋数が10室あるかないかで、
節税できる幅が変わるのです。
このような知識一つを物件を購入する前に、
知っているか知らないかで、
お金の残り方が大きく変わります。
「税金のことは物件を購入してから」
と思っているなら、
その考え方はすぐに改めた方が賢いです。
そして、僕が不動産投資をするきっかけになった
「金持ち父さん 貧乏父さん」でも、
「合法的に与えられている節税対策を
有効に利用していない人たちは、
資産を築くための絶好のチャンスを
見逃していると言っていいだろう」
と書かれてあります。
不動産投資の税金の知識は、
物件を購入する前に勉強することが
最も効率が良いことを理解してください。
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