物件を検討するときに必要な資料として重要なものが、固定資産税評価額です。
なぜ固定資産税評価額が重要かというと、減価償却費に影響するからです。
売買契約書に土地と建物の金額が書かれていないケースでは、
固定資産税評価額の按分で、土地と建物の金額を算出することが多いんです。
そうなると、正確な固定資産税評価額がわからなくなります。
その結果、建物の金額が曖昧になり、
それをもとに計算される減価償却費も曖昧になるんですね。
減価償却費が不正確だと、経費の合計が不正確となり、
経費の合計が不正確だと、利益が不正確になります。
さらに、利益が不正確だと、税額が不正確となり、
税額が不正確だと、税引後のキュッシュフローが不正確となるので、
固定資産税評価額を知ることは重要なんですね。
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