物件を売却すると、売却益が出る場合があります。
その売却益は、次のように計算します。
物件売価-(物件簿価+諸経費)
この中で物件簿価が最も難しいですよね。
物件簿価には土地と建物が含まれますが、
土地は減価償却ができないので、
購入した時の金額となります。
一方、建物は減価償却をしていきますので、
購入した時の金額から、それまで計上した
減価償却費を差し引かないといけません。
この減価償却は建物の耐用年数に応じて計算します。
木造の新築物件だと、22年の耐用年数です。
でもこれは賃貸用不動産の場合。
もしこれが自宅なら、耐用年数は1.5倍になります。
木造の新築だと、22年×1.5=33年になります。
だから、売却した時には、賃貸不動産よりも
売却益が発生しにくくなります。
まあ、自宅の場合は売却益が発生したとしても、
3千万円の特別控除があるので、税金が掛かることはまれですが。
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