個人の物件を法人に移すにしても、
始めから法人で物件を取得するにしても
法人っていろいろ種類があるけど
どれがいいの??
ということで、不動産管理法人として最も適しているものをご紹介します。
まず、法人の種類ですが
・株式会社
・合名会社
・合資会社
・合同会社
の4つがあります。
この中で最も有名なのは「株式会社」です。
これはなぜ有名かというと、理由は2つ。
・出資者の責任が有限であること。
会社が負債を抱えたまま倒産したとしても、
出資者は出資額以上に責任を負うことはないということ。
・次に、出資額は株式を譲渡することにより比較的容易に回収することができるということ。
株式でなければ、出資したお金をいざ回収したいと思っても、
すぐには回収できなくなり、出資者は出資を控えてしまいます。
この2点から株式会社は出資者にとって、
とても利用しやすい会社なのです。
しかし、「責任が有限であること」は不動産管理法人でも重要ですが
「出資額の回収が容易であること」はそれほど重要ではありません。
となれば、上記の4つのうちもう一つ、適しているといえる会社があります。
それは「合同会社」です。
合同会社は「出資者の責任は有限であるが、
出資額が株式のように証券化されていない会社」です。
それでは、株式会社と合同会社はどちらが適しているのでしょうか。
ここからは、費用面で比較していきたいと思います。
株式会社は設立時に「定款の認証」が必要となりますので、
合同会社よりも4万円費用が多くかかります。
さらに、株式会社には取締役の任期が最長で10年ですので
10年後には再登記しなくてはなりません。
この費用は1万円。ただし、これに司法書士報酬が上乗せです。
後は、信用度の問題です。
合同会社は、商法が会社法に変わった平成18年にできた会社なので
まだまだ一般的ではありません。
しかし、そのうち一般的になっていくでしょう。
結論としては、合同会社が最も適していると言えるのではないでしょうか。
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