物件を売却しても、手残りが出る人と、出ない人がいます。
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これは、どのような仕組みでそうなるのでしょう? 例えば1億円の物件をフルローンで購入したとすると、 物件の資産価値と、借入金のスタートは同じ1億円からスタートします。 建物の資産価値は時を経るにしたがって、下落していきますよね。
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一方、借入金も時を経るにしたがって、減少していきます。 10年後の建物も含めた物件の資産価値が7千万円で、 借入金の残債も7千万円なら、簡単に考えると、手残りはゼロになります。 820-421 700-501 ということは、結局物件売却時の手残りは、 資産価値の下落と借入金の減少との競争によって決まります。 もちろん、購入諸経費や、売却諸経費、 あるいは土地の資産価値の上下も関係しますので、 上記のように単純にはいきません。 でも、借入期間が長ければ、物件の資産価値の下落の方が早いかもしれませんし、 逆に、借入期間が短ければ、借入金の減少の方が早いかもしれませんので、 このような仕組みを理解して、出口まで考えて借入期間も検討してみて下さいね。
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