実は今年の確定申告後、借入をしている銀行に金利交渉をしていたんです。
その結果が先日僕に伝えられました・・・
答えは「NO!」
金利の引き下げはなされませんでした。
そしてその理由を担当者に深く聞いてみました。
そこでわかった銀行の考え方があります。
銀行の考え方の重要ポイントは2つ!
1、収支
2、純資産
まず1の収支ですが、サラリーマン大家さんの場合、世帯で見た収支、すなわちキャッシュフローが全体でプラスかどうかという点が問われます。
僕の場合、平成19年の所得は、
不動産所得 プラス
事業所得 開業初年度で設備投資がかかりマイナス
なので借入した平成18年の給与所得があったときよりも、収支はマイナスになっているわけです。
今回の「NO」はこれが主な理由でした。
この収支は連帯保証人も入れて世帯全体で見ますので、奥さんが働いている方はプラスになりやすくなりますね。
そして次のポイントは「純資産」。
これは世帯の資産と負債の差額がプラスかどうかということです。
これには所有している物件の担保評価額が大きく影響してきます。
借入金額は月々の返済で減っているので、担保評価額が変わらなければ、純資産は増えます。
そしてこれに現金や預金、株等の金融資産がプラスされ、逆に住宅ローンやマイカーローン、その他の借入はマイナスされます。
僕の場合は、19年の事業所得がマイナスの分、純資産も少々減少しているのです。
銀行の考え方のポイントはこの2点が主のようです。
ですから不動産投資と脱サラを考えている方は、脱サラをする前に不動産を購入する方が、比較的、借入はしやすくなりますね。
個人事業者はやっぱり属性は弱くなってしまいます。
「開業初年度だ」と言っても、銀行には通用しません。
銀行は「数字」だけで判断していますので。
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