コラム

欲しいキャッシュフローから逆算して投資法を決める

僕は色んな方の不動産投資についての相談を聞いてますが、
投資法に悩まれている人が多いです。

不動産の投資法と言うと、
・中古区分所有
・築古木造戸建
・1棟アパート
・1棟マンション
など、色々とあります。

僕が相談者に対して、いつもお聞きするのが、次の3つ。

1、何のために不動産投資をしたいですか?

2、それを達成するために、いくらのキャッシュフローが欲しいですか?

3、それはいつまでに欲しいですか?

この3点が決まれば、組み立てやすいです。

例えば、サラリーマンとして勤めている会社が倒産してもいいように
今のうちに副収入として年間600万円を5年後までに得ておきたい。

という目標があるとします。

物件をフルローンを組んで得られる税引き後のキャッシュフローは
良くても、物件価格の2%~3%。

もちろん、自己資金の割合や、融資の期間、金利、
そして税率によっても変動しますが、
およそ物件価格の2%~3%を基準としています。

年間600万円欲しいということは、3%で割り戻すと、投資規模は2億。

すると、次のような投資が考えられます。

・1千万円の区分所有を1年に4戸づつ買って、5年で20戸

・4千万円の物件を1年に1棟づつ買って、5年で5棟

・1億円の物件を2年に1棟づつ買って、5年で2棟

・2億円の物件を5年間探して1棟買う

この中で、あなたにとって現実的な投資法を探していきます。

もちろん、色んな投資法を組み合わせてもOKですが、
欲しいキャッシュフローから逆算して投資法を決めることも考え方の一つとして覚えておいてくださいね。

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